女性・若者・シニア起業家資金
女性・若者・シニア起業家資金(新規開業・スタートアップ支援資金の特例)
日本政策金融公庫では、創業を目指す女性や若年層、シニア世代の方に向けて、資金面からの支援を行う特例制度を用意しています。
かつての「
女性、若者/シニア起業家資金(新企業育成貸付)」は、現在「
新規開業資金」「スタートアップ支援資金」に統合され、女性、若者、シニア層の特例としてより柔軟で幅広い支援が可能となっています。
対象となる方
- 女性で創業予定または創業後おおむね7年以内の方
- 35歳未満の若年層の方
- 55歳以上のシニア層の方
制度の主な内容
融資限度額 |
最大7,200万円(うち運転資金は最大4,800万円) |
融資対象 |
設備資金、運転資金 |
融資期間/据置期間 |
設備資金:最長20年(据置5年以内)
運転資金:最長10年(据置5年以内)
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利率 |
特別利率が適用される場合あり |
担保・保証人 |
原則必要(無担保・無保証人も相談可能) |
優遇されるポイント
- 低金利の特別利率が適用される可能性
- 無担保・無保証人での利用も可能(条件により)
- 技術や新規性のある事業にはさらに優遇あり
利用時の注意点
- 自己資金は原則1割以上(緩和条件あり)
- 事業計画書と資金計画書の内容が審査の重要ポイント
- 申請後は与信履歴が残るため、初回申請の完成度が重要