会社設立の書類作成と電子定款、現物出資対応


現物出資の入力の仕方(お願い)

会社を設立する際に現金ではなく「モノ」や「債券」や「有価証券」などを金額に換算して出資する方法が「現物出資」であることはご存じであるかと思いますが、「会社設立ひとりでできるもん」では500万円以下の現物出資が手軽に出来るところから、現物出資をする方が非常に多いように思います。


しかしながら、最近はあまりに気軽にご利用いただくあまり、現物出資の記載方法
(何を現物出資するのか?)があまりにあいまいな場合が多くなったように感じます。

実際に現物出資で一番多いのは「車」と「パソコン」です。
まず、車を現物出資する際の記載の見本です。

 

TOYOTAエスティマ  平成19年式
車台番号 3298948の普通乗用車
1台
いすゞ PDG-FRR34S2 平成18年式
車台番号 HI453496の運搬車
1台

上記のように、入力していただければOKです。

ではパソコンはどうでしょうか?


富士通FMV-DESKPOWER LX 平成19年製
製造番号ERE1284923のデスクトップ型パソコン本体
1台

レノボ・ジャパン ThinkPad T61p 平成19年製
製造番号6457C76のノート型パソコン
1台

これらを見て頂くとわかりますが、どのような「モノ」でも基本的には
●メーカー名:名称
●型式
●それがなんなのか?(自動車なのか?パソコンなのか?プリンターなのか?)
●数量
これらが基本情報となります。
法務局及び公証役場では添付書類を付けませんが、やはりご自分の会社の出資金となる重要な事項ですからこれらのことは充分に把握していただきたいものです。
これら基本情報があまりにあいまいですと、当然株式会社の場合は公証役場でNGがでます。合同会社の場合は法務局でNGがでますので、そういったことが起こらないため極力電子定款の作成時に確認や修正のお願いをしておりますが、ご連絡がつかない場合ですと登記の日程にさし障ることとなりますので、ご注意が必要です。


ですから、是非とも記載するにあたっては「現物出資の記載方法」をご覧ください。
また、ここに記載していない「モノ」に関しましては、直接お問合わせ下さい。


必ずしも、正しい記載方法でなくても構いませんが、ある程度記載した上でご相談いただけると弊社窓口も助かります。
よろしくお願いいたします。

日時:2010年06月07日 19:18