食品貸付(新規開業支援設備資金)
食品貸付(新規開業支援設備資金)について
飲食業・食品製造業など、食に関わる業種で新たに開業する方を対象に、日本政策金融公庫では、店舗設備やフランチャイズ加盟などのための資金貸付を行っています。
対象となる方
- 飲食店、カフェ、弁当販売、製菓・製パン業などで新規開業する方
- フランチャイズ加盟により飲食店などを始める方
- 厨房・内装・店舗改装などの設備導入を予定している方
- 保健所の営業許可を取得予定、または取得済みの方
主な資金使途
- 店舗や厨房の内装・外装工事費
- 厨房機器や製造設備の導入費
- フランチャイズ加盟料および加盟準備費用
- 店舗移転や改装に伴う整備費用
- 衛生面の改善・改修工事費
制度概要(2025年時点)
融資限度額 |
最大7,200万円(うち運転資金は最大4,800万円) |
融資期間/据置期間 |
設備資金:最長20年(据置5年以内)
運転資金:最長10年(据置5年以内)
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担保・保証人 |
原則必要、条件により無担保・無保証も可 |
利率 |
基準利率、条件により特別利率の適用あり |
自己資金 |
原則、資金総額の1割以上が必要(例外あり) |
食品関連業種の注意点
- 設備投資が高額になりやすいため、正確な見積書の提出が必要
- 営業許可や衛生基準の遵守が重要な審査ポイント
- フランチャイズの場合は、契約書や収支予測の提示が求められる
融資申請の流れ
- 創業計画・資金計画の立案
- 見積書や図面などの準備
- 営業許可の申請または取得
- 必要書類を揃えて申請
- 日本政策金融公庫による審査・面談
- 融資実行