会社設立の書類作成と電子定款、現物出資対応


会社設立後に考えたいあなたの会社の職場作り

287926-1.gif会社設立は登記申請が完了するまで、わからない事だらけで早く会社設立が終わらないかな~と思う方はたくさんいらっしゃることでしょう
 
でも!無事に会社設立登記が完了したらいよいよ本格的にご自分の会社がスタートします。
本日は会社の現場である「職場」についてお話します。
会社設立がひと段落し、会社=職場もだんだん日常の業務に慣れてくることでしょう。
社員がたとえ少なくても会社にとって職場がイキイキしているということはとても有益な事です。

 

様々な業種又は企業で今まであらゆるコストダウンや効率化を図ってきましたが、以外と見落とされていたのが「職場の人間同士のマナー」の問題だったようです。この問題は今企業の経営者や管理職から従業員にいたるまでかなり注目されているようです。なぜなら、会社の利益の為にをどんなに他の部分の効率を追求しても働く人同士の人間関係次第で会社の利益が左右されるという、極めて単純ではありますが一筋縄ではいかない問題が大企業でも注目されているからです。
 
これは、近年本来なら人間関係が影響されにくいIT関連の企業の景気が大きく伸びたこと、またパソコンの普及により業務が「個」に結集されたことにより一見業務の効率が上がったかのような時代がありましたが、実はどのような業種でも「人と人」の関係が大きく企業の利益に影響するということが解ったからです。 


そこで、経営において真の効率化は実は「職場の雰囲気」にあるのではないか?という考え方が生まれたわけです。
講談社現代新書 から出版されている1冊のベストセラーはその考えのきっかけとなった本とも言えます。
タイトルは「不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか」という本です。
私の知人の大企業の、あるIT関連部署でも推奨図書として皆が読んでいるそうです。

内容紹介を引用させていただきますが、ぎすぎすした職場かどうかのチェックはなかなか
おもしろいものです。

こんな職場は要注意!!
●新しいことに参加してくれない
●熱意を込めて書いた提案メールに反応がない、あるいは冷ややかな反応ばかり返ってくる
●何回頼んでも誰もきちんと対応してくれない
●メールなどで一方的な指示を出してきて、こちらの対応が遅いとキレる
●派遣社員やパート社員を名前で呼ばない
●困っている人がいても、「手伝おうか」の一言がない
●「おはよう」等の挨拶がなく、皆淡々と仕事を始める
●イライラした空気が職場に蔓延し、会話がない
●隣の席にいる人とも、やりとりはメールのみ

とあります。全て単純であたりまえのことですが、実は実際の職場にはよくあるひとコマではないでしょうか?
 
会社設立はこれから!という方、会社設立を既に完了した方、また企業にお勤めのかた、ご自分の職場は大丈夫ですか?
 
「企業はひとなり」と良く言われますが、ぜひ我が職場も「人と人が進んで協力できる」素敵な職場作りに励んで行きたいと思いました。

日時:2008年06月04日 18:07